エンジンの1回の動作 クルマのキーをひねると、エンジンはキュルルーと音をたてた後、動き出します。 ボンネットを開けてみるとけたたましい音を上げてエンジンが動いているのがわかると思います。 このとき、エンジンは4ページから説明する1から4の行程を何回も繰り返しています。 簡単に名称だけ挙げますと次の4つの行程です。 1. 吸気行程 2. 圧縮行程 3. 燃焼行程 4. 排気行程 上の4つの行程がどのくらいの頻度でおこなわれているか例を挙げます。 運転席で回転計を見たとき1000rpm が表示されているとします。その場合は1から4の 行程を1秒間に8回程度もおこなっています。 1.ピストンが下降し、吸気バルブが開く。(吸気行程) 【ガソリンエンジンの場合】 車が加速するときは空気をいっぱい吸い、とろとろゆっくり走るときは空気をあまり吸い ません。これは、エンジンに必要な出力に応じて空気の量を調