仕事でデザインをやっていても、趣味で音楽をやっていても、昔から不思議だなと思っていたのは、人それぞれに感受性が異なるってことです。同じものを見たり聴いたりしても、抱く印象というのは人によってまちまち。経験したことの積み重ねが、その後の判断の基準になっていくということは理解できるにしても、入り口の時点で既に違っちゃってるというのは、一体どういうことなんだ?? まぁ、そんなことが、僕の頭の片隅にずっとあったわけです。 とあるブログで紹介されていた『風邪の効用(野口晴哉著)』という本が不意に読んでみたくなり、その時に同じ著者だからとついでに買った『整体入門』という本に“体癖”という概念が紹介されていたんですね。(野口晴哉さんというのは、「整体」という言葉を発明したともいわれる、整体指導の元祖みたいな人です) この体癖というのが人間が持つの感受性の癖を、腰椎の状態やら(整体の先生だけに)そこから派