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ブックマーク / blog.livedoor.jp/editors_brain (2)

  • 編集者の日々の泡:14歳になった君に ――とある親戚の子と話し合ったコト

    2012年01月05日 14歳になった君に ――とある親戚の子と話し合ったコト Tweet 「夢を持て」「やりたいことをやれ」なんてことを言う親や先生、友達やアーチストに騙されないことだ。自分を見失うだけだよ。 どんなに親切心からの発言でも、むやみに信じてはいけない。自分の人生に責任を取るのは、自分しかない。どうしても嫌でなければ、自分で学費を稼いででも大学まで進め。 夢を追求できるのは、子供じゃない。大人だ。経験と知識豊富な大人だからこそ、家族を養いながら「夢をあきらめるな」を実践できる。夢が叶うかどうかには価値がない。働きながら人生に立ち向かう態度に価値があり、自尊心の源になる。 それに大人はみんな知ってるけど、人生はどう転ぶかわからない。今自分がいちばん楽しいことなんか、子供の頃思ってたものと全然違うのが普通だ。 好きなことができなくても生活のために働いてもいいじゃないか。君の父親は

  • 編集者の日々の泡:ハリーポッターの静山社が「買い切り」に死んでもこだわる理由。 ベストセラーの怖さとは。「書店の発注が水膨れする」ワケ

    2010年03月16日 ハリーポッターの静山社が「買い切り」に死んでもこだわる理由。 ベストセラーの怖さとは。「書店の発注が水膨れする」ワケ Tweet 予想外に長くなった話。なんとか今日は着地させたい。 うーん。どこまで書いたっけ。 そう、「もし返制度がないとどうなるか」からだった。 当然書店では売れ残りのリスクを負いたくないから、「売れるしか仕入れたくない」となる。つまり一部の評価の定まったベストセラー作家のや流行の話題を追ったもの以外の書籍は、仕入れを減らす方向に行くだろう。 つまり、コンビニのラーメン棚と同じよ。定番カップヌードル以外は新商品だけ、みたいな「売り場効率命」になっちゃう。 結果として、書店にこれだけ多種多様な書籍が並ばなくなる。 売れそうもないとか(たとえば詩集とかね)新人作家の、専門書などは置いてもらえないせいで出版自体が減るだろう。部数が減るんで異常に高

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