昨日のエントリ「ワタミズムによって維持されてきた豊かさ」については、多くのかたの実感とマッチしたのか、ひろい反響をいただいている。 前回は問題点の指摘だったが、これを解決する方向性についてすこしお話したい。 なお、前回の議論を簡潔にまとめると、 生産(お金) = 生産性(効率) x 労働投入(労働時間) ということであるが、日本は、生産性が米国などに比べおしなべて7割り程度にとどまっている。しかし生産(GDP)では方をならべているので、その分を長時間労働で補っているというもの。 簡単な式にすると次のようなものだ。 100 = 生産性100% x 100時間 (米国) ⇒これを基準とすると 100 = 生産性70% x 140時間 (日本) ⇒これが現状なのでは? これに関してどの変数をどう動かすかによって3つの方向性がある。 ①年収150万円で豊かにいきていく価値観 70 = 生産性70%