デジカメの性能が向上している今日、マニアでもない人間にとって最早銀塩カメラの出番は無いに等しい。 ということで、家にあった古いカメラを買い取ってもらうことにした。 これ、昔祖父にもらった、少なくとも40年以上前のものである。特にメンテナンスもしておらず、保存状態は良くないので、正直大した値段は期待できない。が、もしかすると、結構なプレミアがついているかもしれない。 新宿の中古カメラ屋に持ち込んでみた。 鑑定係:ふーむ。オリンパスペンだね。ちょっと待ってくださいね。 お。脈ありか? 店員:(戻ってきて)これは値段がつかないねぇ。 ね、値段がつかない、っていうことは、もしかして国宝級とか?! 店員:・・・いえ、0円ということ。 やはり保存状態が良くないのと、オリンパスペンSは特に希少価値もないため、仮に保存状態が良好でも、それほど高値がつくものではないとのこと。まあ、仕方ないか。 店員:ただね