娘の学校から配布される、教育方針の冊子には、“110 ways to say VERY GOOD”(子供を褒める110の言葉)というページがある。 この国の教育の基本姿勢は、「褒めて育てる」。長女が1年生のときなど、担任の先生との保護者面談中、二言目には She is so sweet! ・・・さすがにこれを鵜呑みにする程、こっちも莫迦ではない。ちゃんと見てないだけなんじゃないのか?と疑いを抱くに十分なほど、手放しの褒めようである。 ラボの同僚Gも、事ある毎に娘自慢。 G:I'm really proud of her!! うるさい(-_-# そもそも、Good、Nice、Fine なんかは、ほとんどポジティブな意味を持たない。日本語でいえば、「まあまあ」程度の意味であろう。「まあまあ」というのは、自分に対して使うときは合格点だが、他人に対して使うときは不合格な訳で、つまりこれらの言葉は、