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ブックマーク / agora-web.jp (5)

  • 党首討論、“一人勝ち”だった国民民主党・玉木代表

    きのう(5月30日)、1年半ぶりに行われた党首討論は、安倍首相と野党4党のマッチアップをわずか45分に押し込んだために、消化不良感こそ否めなかったが、限られた持ち時間にどの論点を充てるか、ある意味、野党党首たちの質がむしろ浮き彫りになった。 野党がモリカケにこだわりたい気持ちは理解はするが、最大野党で持ち時間がもっとも多い(といっても19分しかないが)立憲民主党の枝野代表が、その貴重なリソースを全てモリカケに充てたことは全くもってゲンナリさせられた。米朝首脳会談が近づく中での外交安保、膨張が止まらない社会保障など重要懸案が山積みというのに、予算委員会でも散々やってきたというのに、なぜモリカケに全てを投入するのか。そんな芸当は共産党に任せておけばよいわけで、これではテレビカメラの前での印象操作狙いだけが目的だと思われても仕方がない。もはや政権交代を目指して政権担当能力をアピールする気が全く

    党首討論、“一人勝ち”だった国民民主党・玉木代表
  • 若者が搾取される理由

    社会保障から雇用にいたるまで、日の若者は搾取されている。日の最大の格差はいうまでもなくこのような世代間格差だ。アゴラでも様々な識者が冷遇される若者の問題を取り上げてきた。しかし政治はいっこうにこの問題に取り組もうとしない。政府は様々な予算を削ってでも、社会保障費は死守するといっている。社会保障費というと聞こえはいいが、要は高齢者の年金、つまり生活費である。一方でこれらを負担している若者は、そういった手厚い年金を将来受け取ることは絶望的だろう。雇用にしても、大企業の正社員の解雇規制を厳しくすることにより、日での新規採用を難しくしている。そのツケは求職中の若者に回る。なぜこれほど若者は冷遇されるのか。それは次のグラフを見れば一目瞭然である。 第22回参議院選挙年齢別投票率 出所:総務省 ただでさえ人数の少ない若年層だが、その多くが選挙にいかないのだ。20~24歳では3人に1人も選挙にいか

    若者が搾取される理由
  • 新生活!ボダにだけは気をつけろ!

    通称「ボダ」、境界性パーソナリティ障害者のことだ。もともとは精神病と神経症の合間という意味だったが、いまはプライバシー境界崩壊者のニュアンスが強い。ボダは、精神疾患として個別例に即して医療的に判定されるべきものだが、哲学的な意味では、現代社会の病として、はるかに広く世の中に蔓延している。ボダが恐ろしいのは、他の精神疾患のような派手なエピソードがあるわけではなく、外見ではまったくわからないところだ。ただ、彼らが標的(通称「タゲ」)にした人物にだけ、執拗に喰い込んでいき、その内面を吸い尽くしてしまう。ストーカーやセクハラ・パワハラ結婚詐欺、宗教洗脳をはじめとして、芸能醜聞や社会事件でも、このボダが元凶となっていると思われる問題が近年はあまりに多い。 最初は、あなたがその人にしてあげた、ごく当たり前の、ほんのちょっとした親切にすぎない。だが、それが、彼らのトリガーとなってしまう。これでボダはあ

    新生活!ボダにだけは気をつけろ!
  • 情に訴えるのはそろそろ終わりにしよう

    大阪市の橋下市長の改革によって、大阪市の予算が削られるそうです。下記のリンクが「無くなったら困るという声を市長に届けてください」というお願いとともに回って来ました。 こどもセンター職員一同より緊急のお願いです 同時期にフェアトレードについてやまもといちろうさんのブログが話題になりましたが、そろそろ情に訴えかけるようなやり方は止めにしませんか? 最も一般的に見られる情に訴えかける行為で思い出すのは、みなさんも見たことがあると思いますが障害者の方々が自分たちで作ったクッキーやパンなどを販売する行為です。私の地元でもそういった姿をたまに見かけますが、あれはまさに情に訴えかけた販売方法です。「障害を持った人が一生懸命作ったんです、障害を持っていてかわいそうでしょ?それなのに頑張ってるでしょ?だから買ってあげてください」というオーラが伝わってきます。たとえ彼らや支援者にそのつもりがなかったとしても、

    情に訴えるのはそろそろ終わりにしよう
  • 理解の遅い子はダイヤの原石かもしれない

    学生の頃、塾の講師や家庭教師のアルバイトをした際に、「理解能力が高いのに、学校の成績は良くない」という不思議な生徒が一定の割合で存在することに気がついた。 1.謎の成績低迷 一例として、私が家庭教師を務めたA君(当時中学2年生)のエピソードを紹介する。 家庭教師を引き受けた際、A君の通知表を見たところ、5段階評価で「2」が多く、総合すると「下の中」といった成績だった。簡単にテストをしてみたところ、中学1年生の初期で習う分野から理解が曖昧だった。例えば、数学では文字式を理解できていなかった。 当時、「A君の成績を上げるのは大変そうだな」と、悲観的な気持ちになったことを今でも鮮明に覚えている。 しかし、指導を始めて数週間が過ぎた頃、良い意味でA君に驚かされた。時間を掛けて教えてあげれば、実に良く理解してくれるのである。平均的な生徒と比べると理解するスピードはゆっくりだが、能力的に劣っているとい

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