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ブックマーク / meteorite1932.wordpress.com (1)

  • ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』命題2.1~2.225を読解する

    命題2.1になると、突然こんな文章が出てきます。 2.1 われわれは事実の像を作る。 「像」(Bild)という新たな概念が出てきます。原語はBildですが、日語だと、絵・像・写像・写しといった意味です。ここでは、写しというニュアンスと、数学的な「像」というニュアンスの両方がこめられています。 なお、前回は飛ばしたのですが、実は命題2.0212にも「像」という概念が登場していました。 2.0212 そのとき、世界の像を(真であれ偽であれ)描くことは不可能となる。 「像」を「描く」といっていますが、「像を作る」とほぼ同じ意味ですね。 で、結局「像」とは何なのかという定義が出てこないわけですが、続きをもう少し読んでみましょう。 2.11 像は、論理空間において、状況を、すなわち諸事態の成立・不成立を表す。 2.12 像は現実に対する模型である。 「像」は「現実に対する模型」だそうです。ここでは

    ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』命題2.1~2.225を読解する
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