挨拶をしない/できないSE族前回SEの定義について述べたが，またまた筆者の不徳の致す所で読者の方から「コーダーとプログラマを間違えるな」「老獪だ」「今は古きよき時代とは違う」などのコメントを頂いた。前回の文中でアプリケーション・プログラムを書くIT技術者（俗に言うプログラマ）云々と書いたのは筆者の舌足らずの表現で，読者の方には申し訳なかったと思う。筆者がここで意図していたのは，プログラム仕様書に基づき所定の言語でコーディングするIT技術者のことである。 いずれにしても結果的には “SE”の解釈は人によって結構違う，という一つのよい例になったと思う。 さて，本論に入るが，硬いテーマにはちょっと疲れたので，今回は柔らかいテーマで書く。 お客様に挨拶しないSE 「第一線のSEは顧客を訪問した時は挨拶する，いつも仕事で会っている人はもちろん，そうでなくても情報システム部の他業務の担当者や部課長，利用部門の方々と顧客の会社で会
