一見、普通に見える賃貸マンション。 実は“違法マンション”だとわかりました。 というのも「7階建て」で申請されたのに、いつの間にか「9階建て」で完成。 耐震基準を満たしていない恐れもあって、入居者も困惑しています。 大阪府池田市の中心部にある、賃貸マンション「マテリアル菅原」。 4年前に完成し、現在25世帯が入居しています。 しかし、このマンションにある問題が…。 <”違法”建築――> 当初、民間の検査機関に提出されたマンションの建設計画には「7階建て」と書かれています。 しかし、出来上がったのは「9階建て」のマンション。 建物の高さは変わらないものの、天井が高い上の階に“床”を設けることで、新たな部屋を作り出していたのです。 建築基準法では、土地に対する延床面積の割合が決められていますが、このマンションは床を設けたことでその割合を上回っていて、耐震強度に懸念があると