待機児童の増加を背景に企業の中で子どもを預かる事業所内保育所の設置が相次いでいますが、大手化粧品メーカーの資生堂は、全国で事業所内保育所を運営する事業に参入することになりました。 全国的に待機児童が増える中、国は企業に助成金を出して、事業所内保育所の設置を後押ししていて、厚生労働省によりますと、全国におよそ4500か所が開設されているということです。 資生堂によりますと、保育所の運営会社が事業所内保育所の運営を行うケースはありますが、異業種からの参入は珍しいということです。 資生堂の魚谷雅彦社長は「もっと女性に企業や社会で活躍してもらいたいが、サポートする環境が十分に整っていない。サービスを提供することで課題を解決したい」と話しています。