今年の冬も徹底的な省エネが叫ばれている。多くの電力を消費する機器というと、エアコンや電子レンジなどがすぐに思いつくと思うが、個人的な感覚では、照明器具もかなり多くの電力を消費している。家庭向けの蛍光灯を使用したペンダントの場合、6畳用だと30W形+32W形、8畳用だと40W形+32W形といったところが一般的だ。30W形のサークライン(輪形の蛍光灯)の消費電力は28W、32型が30W、40W型が38Wなので、6畳だと58W、8畳だと68Wの電力を「常時」消費していることになる。これはランプが露出しているペンダント型の場合で、シーリングライトの場合、さらにもう1サイズ上の明るさのものが使用されることが多い。各種統計によると、照明器具が使用している電力は、家庭での消費電力の約16%に達するらしい(2次資料しか見つからなかったので、「らしい」ということにしておきたい)。……ということもあり、LED