西川善司の3Dゲームファンのための次世代ゲームテクノロジー講座 3D立体視元年を迎え“3Dゲーム”の今後の行方はどうなるのか? Tweet Check 2009年はPS3やXbox 360などが、ユーザーにとって名実共に「現行機」として浸透が進み、開発側にとっては「本当の実力」への理解が進み、ハードウェアのポテンシャルを使い切ったタイトルを送り出せるようになってきた。まさに、PS3、Xbox 360は「成熟期」を迎えた年になった。 2010年は、さらに成熟が進み、全体的な表現レベルは各段に底上げされた一方で、ユーザーの目も肥え始め、ゲームグラフィックスの善し悪しだけでは、ゲームの評価は上がらなくなってきた。これは「ユーザーの目は厳しさを増した」と言い換えてもいいだろう。 だから、というわけでもないだろうが、今年SCEとマイクロソフトは、共に映像体験以外の新しいゲーム要素として、モーション
世界にはゲームの効果音データやプレイ画面をキャプチャしたムービーを合成・編集しなおした「マシニマ」と呼ばれるムービーを作ってしまうファンが多数存在します。内容はまったくのオリジナルからパロディなど様々ですが、2009年冬に発売され初日に700万本を売り上げたゲーム「Modern Warfare 2」を利用して作られたこの「No Russian」はストーリーを忠実になぞりながらも大胆な再構成を加え、ハリウッド映画のようなテンポの良さと迫力を手に入れました。ゲームをやった人は必見と言えるムービーに仕上がっています。 注意:ゲームのストーリーのネタバレを含んでいます 詳細は以下。 モスクワの空港で大虐殺を行ない、その罪をアメリカ政府に被せたロシア人超国家テロリスト・マカロフ。イギリス・アメリカ合同の特殊部隊「タスクフォース141」は、ロシアとグルジアの国境付近にあるマカロフの隠れ家を急襲し、マカ
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