NISA開始で分配金利回りが安定しているリート(不動産投資信託)に注目されている方と多いと思います。 リートは不動産からの賃料収入を投資家に分配する仕組みなので、分配金利回りに注目が集まるのは当然なのですが、あわせて保有物件の含み損益にも注目した方がいいかなぁ~って思って一覧表を作りました。 リート、保有物件の含み損益ランキング 安定の2強、日本ビルファンドとジャパンリアルエステイトが上位に来ているほか、3位に物流施設の日本ロジスティクスが入っています。 あと、PBRが高水準の日本ビルファンドとジャパンリアルエステイトはNAV÷株価(NAV倍率)だと割安とも呼べる水準になっています。良い物件(を安い値段で)持ってるからですね~ あ、リートの世界だとNAV(ネットアセットバリュー)は、一般に時価ベースで使います。実物不動産の世界とはちょっと定義が違います。 リート、分配金利回りランキング や
日本のリート市場は、オフィスビルのしめる割合が大きくて、そのオフィスビルの賃料といえば、三鬼商事のデータがもっとも広く用いられます。 その、三鬼商事によれば、東京都心5区のオフィス賃料は、前年同月比で見て 60ヶ月連 続で下落しております。2009年以来、なかなか寒々しい状況が続いてきましたが、それでも日本のリートは、金利の低下によって金利負担を減らしたり、市況の低下によって高利回りになった物件を取得(外部成長)するなどして、なんとか分配金を維持してきたわけですが、そろそろこうした苦労が報われる時期が来るかも知れません。 というのも、まず空室率が明確にダウントレンドに入っています。2013 年 12 月の空室率 7.34%と、前年比で 1.3% 改善しています。 2014年に新規供給が予定されている大型ビルは比較的順調にテナントを確保しているといわれており、「虎ノ門ヒルズ」のテナント確保は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く