高信頼サーバ仮想化技術で実現する基幹業務を支えるクラウド日立製作所はメインフレーム時代からの蓄積を生かし、基幹業務を支えるクラウドの実現に向けて、信頼性や可用性、スケーラビリティを高めるための様々な技術を進化させている。そのコア技術は独自のLPAR型ハイパーバイザを採用した日立サーバ仮想化機構「Virtage（バタージュ）」だが、それだけではない。ハイパーバイザとハードウエア、管理ミドルウエアを連携させ、三位一体でサーバ仮想化の信頼性向上に取り組んでいる。 多くの企業に普及しつつあるクラウドだが、その一方では懸念の声も聞かれる。障害発生時の影響がつかみにくい、あるいは処理時間の予測が難しいといった信頼性や性能面での不安、そしてセキュリティの面での不安である。 このような課題を解消するために日立製作所は、信頼性の高いクラウドソリューションに注力している。同社の芳野泰成氏は「日立クラウドソリューション『Harmonious Cloud』を体系化し、
