2016/8/6 「きついとか、しんどいとか、僕らがそんなこといっていられないですよ」 内川聖一の言葉だ。とはいえ、それは異例の行動だった。 7月21日、福岡ソフトバンクホークスの主力選手9人が熊本地震で甚大な被害を受けた益城町を訪れた。 シーズンの真っただ中。プロ野球では原則的に休日は週に1度しかない(主に月曜日)。その休みにしても、多くの場合は移動などで時間をとられてしまう。 そのため慰問などの社会貢献活動はシーズンオフに行われることが多いのだが、ホークスの選手たちは3連戦と3連戦の間の1日を選び、マイクロバスで1時間半ほど揺られて現地へ足を運んだのだった。 選手9人と工藤監督が参加 オールスターゲームの休み期間に来るという選択肢もあったのだろうが、選手会長の長谷川勇也が選出されていたこともあってこの日程となった。 また、ホークスの球団関係者によれば「長谷川選手をはじめ選手会はもっと早