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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/matisse327 (1)

  • You Don’t Know What Love Is Ⅲ - ジャズピアニストのジャズ批評

    この曲を含め、コードネームがついている和声進行を持っている曲は基的に3度音程をもとにした構造になっている。もちろん3度を積み重ねてコードを弾いてもなんら問題はないのだが、9、11、13などの音が含まれてくるとそれらをうまく転回して4度を中心にした和声にすることができる。この4度というのは、完全4度だけではない。トナリティーに沿っている以上、増4度も含まれる。これらの和声は3度音程をいわば修飾したものと古い中世のころの技法をわざと匂わせるものとがある。要するに4度音程独特の響きを取り入れて和声進行により一層の色彩感をもたせようという試みだ。またこれとは別にピアニストが日常的に用いる4度音程の左手のヴォイシングがある。左手だけだから当然押さえる音はほとんどの場合3つだ。3つの音の4度の積み重ねの和音はほとんど調性感を持たない。なのでトップノート、いわば主旋律と認識される声部に調性感を提示する

    You Don’t Know What Love Is Ⅲ - ジャズピアニストのジャズ批評
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