プランターに土を張って、気が向けば果物から取り出した種やら、発芽してしまった野菜やら、もらった百均の種やらを、時々好き勝手に放り込んでいたのが命名「我が家の限界農園」である。 冬の終わりから開墾しているものの、農園というよりは貝塚と言ったほうがいい使用状況であるため、「水をやる」という概念をもたぬまま、今やついに季節は夏至である。 あるときふと水をやってみたら、なんと水やり2日目には何らかの芽がひょこひょこと出始めたのだ。 驚いた。 芽が出るかもしれないなあ、と思ったから植えていたには違いないのだが、実際出るとずいぶんと不思議なものだ。 何のために出てきたんだ、君たち。 限界農園 しかし問題は、なんだかいろいろな種を機嫌よく放り込み過ぎたので、一体何が発芽してるのか全然わからないことだ。 一番それらしいところを考えれば、朝顔とニンニクが発芽してきてるように考えられる。 しかし他にも、ピーマ