栄養について、ひとつ忘れてはならないのは身体に吸収されてはじめて役に立つものであることです。そこで栄養素がどのように消化・吸収されていくかについても知っておきましょう。 消化器官は口から始まります。 1,舌や歯などを使って食べ物を細かくすりつぶし、唾液とともに少しずつのどの奥へと送られ、やがて食道を通って胃へと到達します。 2,胃に食べ物が送られてくると蠕動運動によって消化酵素を含む胃液とともに溶かしていきます。胃の先にある十二指腸は膵臓や胆のうとも繋がっており、膵液や胆汁とともに食べ物をさらに分解していきます。 ※とくに三大栄養素の一つである脂質は胆汁に含まれる胆汁酸の働きによって微粒子化されます。 3,細かく分解された栄養素を吸収するのは小腸です。臓器の中では最も長く6mほどの長さがあり内部の粘膜には栄養素を吸収するためヒダのように折りたたまれた絨毛が広がっています。 食べ物は4~8時
栄養とは私たちが生きるために必要な物質を摂取して、骨や筋肉などの身体を成り立たせている物質をつくったり、摂った栄養を必要に応じて分解し吸収しやすくなるようにカラダの機能に合わせて合成するしくみ全体のことを指しています。 そしてこのサイクルをもとに私たちが日々口にしている食物から得られるのがタンパク質やビタミンなどの栄養素です。これらは身体の中で活かされる栄養の素であり、一定の栄養素を適切に摂ることで健康に暮らしていけます。 食べ物にいろいろな種類があるように栄養素も多岐にわたり、日本には日本人の暮らしに合わせた食事の摂り方があります。 健康な身体を維持するためには肉や魚、野菜や果物など幅広い食べ物からバランスよく栄養素を摂ることが望ましいといえます。 分解・・・食事で摂取した物質はそのままでは活用できないため、消化によって物理的、化学手に細分化される。 合成・・・吸収するためには糖質をブド
洋ナシ型肥満 (皮下脂肪型肥満) 皮下脂肪型肥満は主に皮下組織に脂肪が蓄積するタイプの肥満で、お尻や太ももなど下半身の肉づきが良くなるその体型から、「洋ナシ型肥満」とも呼ばれます。 外部からのクッションの役割や、寒さに備える役割を担う皮下脂肪は、身体を維持するために必要なものです。 しかし、食べ過ぎや運動不足によって、皮下組織に脂肪が過剰に蓄積することがあります。特に女性は授乳期のたくわえとして皮下脂肪がつきやすいため、女性に比較的多くみられます。ちなみに日本におけるメタボリックシンドロームの診断基準で女性のウエスト周囲径の基準値が男性より大きい値となっているのも、女性の方が皮下脂肪のつきやすい傾向があるためです。 皮下脂肪型肥満のリスク 皮下脂肪は内臓脂肪に比べて、いったんついてしまうとなかなか減らしにくい面があります。余分な脂肪は、ヒザや腰などに負担をかけてしまい整形外科的疾患のリスク
炭水化物の分類 ブドウ糖や果糖などの単糖から、構成されているものを総称して炭水化物と言います。炭水化物には大きく分けると、体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」と、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」とに分けることができます。 炭水化物は構成している単糖の数が1個のものを単糖類、2個のものを二糖類、2~10数個のものを少糖類、それ以上のものを多糖類と言います。 単糖類・・・ブドウ糖、果糖、ガラクトース 二糖類・・・ショ糖、乳糖、麦芽糖 ショ糖・・・調味料として使用する砂糖、ブドウ糖と果糖が結合したもの 乳糖・・・ブドウ糖とガラクトースが結合したもの(牛乳に多く含まれています。よく牛乳を飲むとお腹がゆるくなることがありますがこれは乳糖を分解する酵素が足りないために消化不良を起こしており、乳糖不耐性といいます。) 少糖類・・・オリゴ糖とも言い、腸内の善玉菌を増やす効果があります。
ダイエットというと、ただ体重だけを落として痩せるという認識の方が多いのではないのかなと思います。偏った食事内容や極度の糖質制限など。健康的なダイエットとは、体重だけでなく余分な脂肪を落とし適度な筋肉をつけることで、代謝がスムーズで疲れにくい体を作ることです。そして、そのためには、食事のコントロール・運動・正しい生活習慣の3つを見直していくことが重要となります。 食事のコントロール、運動、生活習慣の見直しによって健康的なダイエットを行うことで、代謝のスムーズなカラダ作りが期待でき、身体の外側も内側も整っていきます。 さらに、ある程度の運動を加えながらしっかり食事も摂ることで、食べられないストレスを軽減でき、続けやすいというメリットもあります。 ダイエットに運動は効果的です。 ウォーキングやランニングのような有酸素運動や、筋トレのように瞬発的に筋肉を使う無酸素運動があります。効率よく痩せるため
ウォーキングとは日常生活の歩きや散歩とは異なり、"健康のため"という目的をもって行うトレーニングの一環です。 ウォーキングは必要な道具や環境を必要とせず、いつでも、どこでも、行うことができる最も手軽な運動になります。 ウォーキングの目的 ウォーキングの健康効果は多岐に渡ります。そのため人によってウォーキングを行う目的は様々です。ウォーキングは有酸素運動の代表的な運動として挙げられます。主に体脂肪燃焼や体質改善、生活習慣病予防に効果的な運動です。 習慣的なウォーキングは身体にとってたくさんの恩恵があります。 高血圧の改善 ウォーキングにより、血中の血圧を下げるタウリンやプロスタグランディンEという物質が増加します。 心肺機能の強化 ウォーキング習慣のある人ほど心血管疾患のリスクが低下することが明らかになっています。 骨の強化 カルシウムは運動による適度な刺激で吸収が高まります。また太陽を浴び
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