米IBMは12月14日、ソフトウェアインタフェース「IAccessible2」を開発したと発表した。障害のある人々が様々なソフトウェアを活用できるようサポートするもので、非営利のオープンソース標準化団体Free Standards Group(FSG)の承認も取得。Mozilla ProjectやOracle、SAP、Sun Microsystemsなどの賛同も得ており、今後、IAccessible2を業界標準とすべく開発を続けるという。 ソフトウェアには、編集やハイパーリンク、図表、メニューなど様々な機能があるが、障害のある人々がこうした機能を活用するには、画面読み上げソフトなどの「支援技術」を使う必要がある。現状、支援技術と各ソフトウェアとの間のインタフェースには業界標準がなく、ソフトウェアのアップグレードや新しい文書形式の導入のたびに、支援技術の修正を行う必要がある。 IAccess
![IBM、障害者支援技術インタフェースの「業界標準化」を推進](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a8896f8ff3489bbbcbbc8cfd0206b3ad4067f64e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_news.gif)