今季のインフルエンザワクチンの流行中の株に対する予防効果は16%だとCDCが発表/GEORGES GOBET/AFP/AFP via Getty Images (CNN) 今シーズンのインフルエンザワクチンは、現在流行しているウイルス株とうまく一致していないことが、米疾病対策センター(CDC)が10日に公表した暫定データで判明した。CDCは同日、まだインフルエンザの季節は終わっておらず、この推定が変わる可能性もあるとCNNに説明した。 ただ、今シーズンのインフルエンザは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前に比べてそれほどの流行は起きていない。 インフルエンザワクチンは、大部分がタイムラグのある情報に基づいて決定される。 ウイルスは常に変異する。次のシーズンのワクチンにどの株を含めるのかは、毎年2月、米国の専門家パネルと米食品医薬品局(FDA)が決定する。1回の接種で予防できる