ども、大瀧です。 EC2インスタンスの運用において、NTPサーバーとの時刻同期は非常に重要です。時刻がずれてしまうとシステムログやアプリケーションログの時系列に不整合が発生しますし、AWS APIへのコールでは時刻がずれているとシグネチャが不適切とエラーレスポンスが返ってくることもあります。EC2インスタンスは仮想マシンとして動作するため、物理マシンに比べて時刻がずれやすいという特性もあります。 従来Linuxでは、NTPサーバーとの時刻同期に永らくntpdが利用されてきましたが、最近RHEL/CentOSのデフォルトのNTPデーモンがChronyに変わったと聞いたので、Amazon Linuxでも利用できるか試してみました。 Chronyとは Chronyは、NTPクライアントとNTPサーバーの実装のひとつです。NTPのリファレンス実装であるntpdとは異なる時刻同期アルゴリズムを採用し
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