暗号通貨市場が逆風に直面する中、この分野で最も強い影響力を持つVCのアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)が、その取り組みをさらに強化した。 同社の暗号通貨ユニットの「a16zクリプト」は5月25日、4番目のファンドのために45億ドル(約5700億円)を調達したことを発表した。同部門は、そのうち15億ドルをWeb3関連のシード投資に、30億ドルをそれ以外の分野に投資する。 a16zクリプトは、暗号通貨に特化したファンドとしては最大で、累計76億ドル以上を調達している。このファンドを率いるのは、今年のフォーブスの「ミダスリスト(Midas list)」で1位に選ばれたクリス・ディクソンとスリアム・クリシュナン、アリアナ・シンプソン、アリ・ヤハヤの4人だ。 今回のa16zクリプトの発表は、暗号通貨業界が新たな逆風に直面する時期と重なった。ステーブルコインのTerraUSDの崩壊に続いて、5月