お堅いはずのWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)までが、Pinterest(ピンタレスト)に惚れ込んでいるのか? 今ニューヨークでは恒例のファッション・ウィークが開催されている。そのNY Fasion Week専用の特設ページを用意してまで、その催しをWSJが報道するとは、WSJも変わってきた。経済専門紙のWSJがスポーツやファッション、フード&ドリンクなどのライフスタイル分野を充実させるようになったのは、マードックが乗り込んでからである。狙いはNYタイムズの市場を侵食するためだ。 今回のNY Fasion Weekをカバーするために9人の記者を張りつけた。そして彼らには、iPnoneも持たせ、 Instagram(iphone向けの写真共有アプリ)を装備させた。現場で写真を撮ったり、ノートを取ったりし、彼らのツイートや写真がWSJ.comの特設ページにリアルタイムで投稿されていく。