“オープンなWeb”を目指すGoogleが、Google ChromeでのHTML5のビデオコーデックH.264のサポートを終了する。 米Googleは1月11日(現地時間)、Webブラウザ「Google Chrome」でサポートするHTML5のビデオコーデックからH.264を排除すると発表した。同社が昨年5月に発表したオープンソースのビデオプラットフォームWebMの普及を促進する狙いとみられる。 H.264はMPEG-LAコンソーシアムが所有権を持つライセンス料が必要なビデオコーデックで、主要ブラウザではGoogle Chromeのほか、米MicrosoftのInternet Explorer(IE)と米AppleのSafariがサポートしている。Googleは“よりオープンなWebを目指し”H.264に対抗するオープンソースのビデオコーデックを策定するプロジェクトWebMをMozill
Firefox web browser - Faster, more secure & customizable MicrosoftのInteroperability Strategy Teamは15日(米国時間)、Firefox向けのHTML5 Video H.264エクステンションを発表した。既存のWindows Media Player Firefoxエクステンションを拡張したもので、Windows 7の組み込み機能を使ってFirefoxにH.264コーデックHTML5ビデオの再生機能を提供する。対応しているバージョンはFirefox 3.6系および4 Beta系。OSはWindows 7。 Firefox 4 Beta 7でHTML 5 - Video Demo (shapeshed.com)を閲覧。H.264コーデックは再生できない。 HTML5 Extension for Wi
ウェブ標準化という大きな流れの中で、「HTML5」というキーワードはバズワード化するほどに浸透してきた。しかし、その仕様自体はまだ策定中であるため、ブラウザベンダーの思惑でHTML5の実装が進んでいるのが現状だ。各ブラウザベンダーが今後どう足並みをそろえていくつもりなのかが気になるところだ。 11月2日にヤフーと技術評論社が開催した「ブラウザカンファレンス2010」では、Mozilla Japan、Opera Software、マイクロソフト、グーグルの各担当者たちが語る「ブラウザベンダーーに聞くHTML5対応の本音と未来」と題したパネルディスカッションが開かれた。参加者はピクセルグリッドの外村和仁氏、Mozilla Japanの加藤誠氏、Opera SoftwareのDaniel Davis氏、マイクロソフトの春日井良隆氏、グーグルの北村英志氏、ヤフーの継岩直充氏。モデレーターは「WEB
Googleは米国時間5月19日、オープンソースでロイヤリティフリーのビデオフォーマット「WebM」を発表した。MozillaおよびOperaが、同エンコーディング技術を自社のブラウザでサポートすると表明しており、Googleは、同社のYouTubeサイトで対応すると約束した。 「WebMプロジェクトは、すべての人々が無料で利用できる、ウェブ向けの高品質なオープンビデオフォーマットを開発することを目的としている」とWebMのウェブページには記されている。予想されていたとおり、Googleは19日、Google I/Oカンファレンスと連携してこの取り組みを働きかけた。 WebMの提供によって、Googleがどれだけの成功を収められるかはまだわからないが、同社には、ウェブに対する大きな野望、強力なブランド、YouTubeの高い人気に支えられる絶大な影響力、そして、WebMプロジェクトを妨げる法
Microsoftの次期ブラウザInternet Explorer(IE9)は、HTML5の動画再生機能でH.264フォーマットのみをサポートする。同社のIEチームが公式ブログで明らかにした。 「H.264は優れたフォーマットだ。HTML5サポートにおいて、IE9はH.264の動画のみの再生をサポートする」と同チームは述べている。 MicrosoftはH.264を選択した理由について、「業界標準であり、幅広いハードウェアでサポートされている」からと説明している。「一般的な家庭用ビデオカメラで撮影した動画を簡単にWebにアップロードして、H.264に対応したOSや機器でブラウザから再生できる」。また、ほかのフォーマットは知的財産権があまり明確でないが、H.264はMPEG LAによる明確なライセンスプログラムがあるとしている。 HTML5の仕様では特定の動画フォーマットは指定されていないため
MPEG LA is neither patent owner nor patent user. Our goal is to provide a service that brings all parties together so that technical innovations can be made widely available at a reasonable price. MPEG LAは2日(米国時間)、AVC/H.264 (MPEG-4 Part 10)に対するAVC Patent Portfolio Licenseに関して、次の契約期間においてもフリーストリーミングに関しては課金を求めないことを発表した。この発表を受けて、これまでH.264の利用に関して不透明になっていた部分が2015年12月31日までは晴れたことになる。ただし、FirefoxとOperaがH.26
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く