米国メルセデスベンツはラスベガスで開かれているCES(国際家電見本市)で、運転中にも友達や家族とつながることのできる「車載フェイスブック」を発表した。全世界8億人のユーザーがつながるインターネットの世界を、クルマの空間に持ち込んでしまおうというユニークな計画に、来場者から大きな注目が集まった。 フェイスブックで友人知人がお勧めするレストランや観光名所、買い物スポットに、自分も行ってみる。いまや、そんな毎日が当たり前になっている。それがクルマに移植されることでカーナビの地図情報とも重なってくる。そうなれば、ベンツで走り抜ける街の光景はがらりと変わる。 新サービスは、現地で今春発売されるベンツSLクラスから対応する。運転席に高精細のディスプレイがあり、フェイスブックでつながる友達との“つぶやき”が表示されたり、地図上にお互いの位置情報が表示される。米通信会社のベライゾン社によりインターネットに