戦後史上の先駆的スポーツ・格闘技ヒーローといえば、プロレスの力道山(元インターナショナルチャンピオン)と、ボクシングの白井義男(元世界フライ級チャンピオン)である。 力道山と白井義男は、敗戦国民を元気付けたと戦後史書の多くには書きとめられている。 戦後史上、とくに力道山は、街頭テレビの視聴者を釘付けにし、テレビの普及に一役買ったとも言われている。 もうプロレスファンですらもその活躍を知っている人の方が少ないと思うが、その力道山が亡くなってから今日で47年になる。そう、今日は命日なのだ。 といっても、あと2年で50回忌。つまり、力道山は社会的に「ご先祖様」になってしまう。その前に、改めて力道山と事件について振り返っておこう。 1963年12月8日午後11時10分ごろ、力道山は東京・赤坂のナイトクラブ「ニュー・ラテン・クォーター」で、住吉連合系暴力団の大日本興業組員に、「足を踏んだ」「いや、踏
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