【中城】中城村(浜田京介村長)が計画している、県内初のサッカー専用スタジアム建設について、同村議会(比嘉明典議長)は24日の臨時会で、先進地視察や基本計画策定などの調査費900万円を盛り込んだ補正予算案を賛成少数(賛成6、反対7)で否決した。浜田村長は「十分に思いが伝わらずに残念。ただ、あきらめるつもりはない。(議会には)あらためて説明し、理解を得たい」と述べ、本年度中に再提案する方針を示した。 討論で宮城治邦氏は「財政計画策定もなしに、住民合意を得ていない事業に調査費を計上するのは血税の無駄遣いだ」と反対した。 賛成討論した仲村春光氏は「財政は厳しいが、子どもたちに夢と希望を与えるためにも、建設に向けた調査をする価値は十分にある」と述べた。 専用スタジアムは同村南上原の民有地約9万2400平方メートルに計画。完成すれば県内最大となる1万5000~2万人収容可能でJリーグの試合ができ