JBPRESSに掲載されている『日の丸弁当は貧乏ではなく、実は豊かさの証福島原発事故は、日本に伝わる食文化を学び直す好機』と謂う記事を読んだ。この記事は、自然食研究家として活躍(?)している若杉友子氏の推奨する食養生を紹介し、ここに日本の食再生のヒントがあるのでは無いか?と提言を行うという内容であった。 しかし、この中で語られている伝統の食事はけっして日本の昔からの食文化とは謂えないようなものであるばかりか、実際に健康への影響が実証されている、極端な高塩分食を手放しで推奨するなど、根拠の無い言説が自信満々の口調で並べられており、大変危うい記事に仕上がっているとどらねこには思われた。今回はこの記事を適宜引用しながら、疑問点や主張の問題点などを明らかにしていきたいと思う。 ※今回の記事は少し強い論調で書かれている為、そう謂うのが苦手な方はスルーして頂ければ幸いです。 ■若杉氏 若杉友子氏は桜沢
![福島の事故を引き合いに身土不二を掲げる無神経 - とラねこ日誌](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f398cf6696136ab0e49c96e7ef661f8e757884b8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fd%2Fdoramao%2F20110924%2F20110924211748.jpg)