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  • 『テルマエ・ロマエ』の文明の優越感にもの申す | 考えるための書評集

    マンガ『テルマエ・ロマエ』はマンガ大賞2010を受賞したベストセラーである。ローマの建築技師が日の先進的なお風呂文化に学ぶというものである。文明の絶頂期にあったローマ人ですら日の先端のお風呂事情に劣るということである。 評価が高かったり、おもしろいという人がたくさんいるのだが、文明の「優越史観」というものが大嫌いなわたしとしてはかなり辛口に疑念を呈さざるをえない。わたしはこの自分たちの時代、文明に無自覚の賞賛や優越を感じるほどキケンなことはないと思っている。それは他者を勝手に自分たちに都合のよいように序列づけ、おとしめ、侮蔑し、足蹴にするからである。 道を歩いていたら、「おまえたちは劣っている、だから俺たちはおまえを自由にする権利がある」といって蹴られるような身勝手さがある。文明の進歩史観や優越史観というものはそれほどキケンな暴虐をはらむ思想であることに無自覚であるほど恐ろしいことはな

    susahadeth52623
    susahadeth52623 2010/05/06
    ルシウス・モデストゥス「我々はローマだ。暖簾を下ろし降伏せよ。お前達の生物的快楽及び風呂技術を我々と同化する。お前達の文明は我々の一部となる。抵抗は無意味だ」
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