皆さん本はお好きですか? 電子書籍業界もいよいよ本格的に事業展開がされている昨今。本の値段ってじわじわ上がっていますよね。販売部数が減れば当然の成り行きなんですが、本好きの一般庶民としてはやっぱりキツい。 でも、そんな庶民の金銭感覚からは思いもよらない値段で、ある種の本たちは取引されているのです。その値段たるや……ケタが違いすぎてもう訳分かりません。 ということで、史上最も高額で取引された10冊の書物をご紹介! 第10位 モーツアルトによる9つの交響曲手稿 言わずと知れたオーストリアの天才作曲家、モーツアルト(1756-1791)自身による手書きの楽譜です。サイン入り。こりゃ聞いただけで高そうだー。 1990年に、約3億2千万円で売却。これがまだ序の口ですよ。 第9位 プトレマイオスの『ゲオグラフィア』 クラウディオス・プトレマイオス(83頃-168頃)は古代ローマの天文学者、数学者、地理