日本ハム・斎藤佑樹投手(31)が、一軍デビューの決まった吉田輝星投手(18)にエールを送った。二軍での最終テストで結果を出せなかったにもかかわらず、栗山監督の“鶴の一声”で一軍昇格が決まった話題のルーキーには、チーム内から疑問の声も上がったが…。かつて同じ経験をした「ハンカチ王子」ならではの理論で、その対処法を伝授した。 12日の広島戦(札幌ドーム)で先発登板が決まっている吉田輝は、昇格前最後の実戦テストとなった4日のイースタン・巨人戦(ジャイアンツ球場)では3回6失点と炎上。それでも栗山監督は「来週の水曜日(12日)に先発させる。チームにどうしても先発投手が欲しかった」と明言し、その理由については「戦う姿勢は崩さなかった。体の調子を確認して、大丈夫そうだった。それだけの真っすぐになっていると荒木二軍監督も言っている」と説明した。 それまで好調を維持していたとはいえ、課題を残した状態での昇