立憲民主党の大串博志衆院議員は28日の衆院予算委員会で、政府が妊婦用に配布したマスクを受注した福島市の輸入会社「ユースビオ」の選定経緯に疑惑が出ている問題に関し「なぜこの会社か、ルートがはっきりしない。よほどのルートがないと、行き着かない。何かの人的関係、お友達であったとか、そういう構造があったのでは」と指摘した。 加藤勝信厚労相は、ユースビオ社との契約は3月16日で、受注額は5・2億円、マスクは3月中に納入されたと明かした。 ユースビオ社の受注をめぐっては、他の受注3社(伊藤忠商事、興和、マツオカコーポレーション)より公表が遅れ、3社に比べて会社の規模も小さい(資本金1000万円)ことから、受注の経緯に対する疑問が指摘される事態になっている。大串氏は「競争入札ではなく、随意契約。政府が入札をかけず、5億円でとお願いしている。相当な説明責任が生じる」とも指摘。アベノマスクをめぐる、国会の新
新型コロナウイルス対策などに関連する補正予算案を審議する衆院予算員会が28日、開かれた。立憲民主・大串博志議員が政府配布の布マスク(俗称アベノマスク)に関して、不評かつ不良品回収騒ぎなどでまだ4%の配布率であることを指摘し、執行を止めて、予算466億円を生活救済に回すべきと提案した。安倍首相は拒否した。 安倍首相は「介護施設や学校には相当量を配布し、それなりの評価をいただいている」「十分ではないかもしれないが、まずは2枚を手元に置くことでご安心いただく。またマスク市場に対するインパクトはあり、値崩れを起こす効果にもなっていること評価する人もいる」「布マスクとの併用が進むことで全体としてマスク需要拡大をしのげるのではないかとの話もいただいており、こうした効果が出てくることを待ちたい」と述べた。 アベノマスク配布の必要性を巡る審議は紛糾。配布を決めた経緯を問われると、安倍首相は従来に述べてきた
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