本紙は24日、「大阪市廃止(都構想)」についての平松邦夫元大阪市長のインタビュー『命と暮らしを守る拠点・大阪市を潰してはならない』と本紙解説記事を号外にし、大阪市内に約3万部配布した。大阪府内の支援者からの援助も受けて市内各地の商店街や住宅地などに個別配布され、多くの市民が「しっかり読ませてもらう」「周りの人にも読ませたい」と快く受け取った。配られた紙面をその場でじっくり読む人や「頑張ってや!」と声を掛けてくる人など、11月1日の住民投票が近づくにつれて高まる問題意識と響き合って関心を集めた。 都島区の女性は「ぜひ読みたいし、お客さんにも見せたい。平松さんは維新からはまるで悪の権化のようにバッシングを受けてきたが、行政にとって大切なのは金もうけや派手なパフォーマンスよりも、住民の生活を下支えすることだと思う。それがいつの間にか企業経営のようになって、もうかるもの以外はムダのような価値観が広
「都構想」反対派に安堵 コロナの影響指摘も―大阪市民ら 2020年11月02日13時38分 大阪市を廃止して四つの特別区に再編する「大阪都構想」が否決された住民投票。反対派の市民からは2日朝、安堵(あんど)の声が上がる一方、賛成派の中には新型コロナウイルスにより支持拡大に影響が出たと指摘する声もあった。 大商会頭「ノーサイドで課題解決を」 住民投票結果受けコメント 「住民サービスがどうなるのかも不透明で、メリットがいまひとつ分からなかった」。否決された2015年の前回投票と同様、反対票を投じたという無職山本恵一さん(83)は、予想に反して賛否が競り合ったことに驚き、結果を見て胸をなで下ろした。30代の男性会社員は、反対に一票を入れたが「論争ばかりで、よく分からなかった」と話した。 「コロナ禍が収まっていれば、(賛成が)上回ったかも」と指摘するのは会社員広川義彦さん(59)。「知事や市長が『
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