ヤクルトは18日、神宮外苑で一部の先発投手陣が練習を行い、20日に京セラドーム大阪で開幕するオリックスとの「SMBC日本シリーズ2021」に向けて調整した。第1戦の先発が決定的な20歳7カ月の奥川恭伸投手は、オリックス・山本由伸投手(23)との初対決が予想される中、「ロースコアのゲームになると思う」と闘志を燃やした。開幕戦で先発して勝利すれば、1970年の堀内恒夫(巨人)の22歳9カ月を抜いてセ・リーグ最年少記録。チーム本隊は大阪に移動した。 頂上決戦の開幕が近づいてきた。冷たい風が吹く神宮外苑で奥川はリラックスした表情で調整。日本シリーズの舞台へ、胸を高鳴らせた。 「いよいよ始まるなという気持ち。最後の戦いになる。セ・リーグの1位とパ・リーグの1位がぶつかって、面白いゲームになると思うのでしっかり頑張りたい」 短期決戦の流れを決める大事な一戦を任される。右腕はこの日、ブルペン入り。登板2