9月の東京新聞140周年を記念し、7日に東京都千代田区の日比谷図書文化館で開かれた「ニュース深掘り講座」の特別編は、昭和史研究で知られるノンフィクション作家、保阪正康さん(84)が「『新しい戦前』にしないために 戦後80年を前に学ぶべき教訓は」と題して講演した。事前に申し込んだ約200人が熱心に耳を傾けた。講演の内容を紹介する。(山口登史、小寺香菜子)
9月の東京新聞140周年を記念し、7日に東京都千代田区の日比谷図書文化館で開かれた「ニュース深掘り講座」の特別編は、昭和史研究で知られるノンフィクション作家、保阪正康さん(84)が「『新しい戦前』にしないために 戦後80年を前に学ぶべき教訓は」と題して講演した。事前に申し込んだ約200人が熱心に耳を傾けた。講演の内容を紹介する。(山口登史、小寺香菜子)
東京都の小池百合子知事は12日の定例会見で、カイロ大を卒業したとする経歴を巡り、卒業を認めるカイロ大の声明文原案を知事側が作成していたなどとする一部報道について「カイロ大などの当局が意思を持って出されたものと認識している」と否定。自身が同大を卒業したという従来の見解をあらためて示した。 小池知事については、2020年に週刊誌などがカイロで同居した女性らの話を基に、カイロ大卒業という経歴が詐称ではないかと報じていた。その後の同年6月、カイロ大がエジプト大使館のフェイスブックを通じ、学長名で卒業を認める声明を出していた。小池氏は同月、カイロ大の「卒業証書」「卒業証明書」を公開している。
リニア中央新幹線の工事を進めるJR東海は4日、甲府市と山梨県中央市にまたがる山梨県駅(仮称)、長野県飯田市の高架橋の完成がともに2031年になる見通しを公表した。静岡県が着工を認めていない静岡工区以外で、開業を断念した27年を超える工期が明らかにされたのは初めて。「27年開業はそもそも困難だったのでは」との受け止めが広がる。(西田直晃) 「工事の内容を精査したところ、27年までに完了させるのは難しい」。4日の静岡市内での会見で、JR東海の沢田尚夫常務はこう述べた。いずれも来年度の着工を目指す山梨県駅は6年8カ月、リニア本線が通る座光寺高架橋は5年10カ月の工期を要するとした。 3月末に東京・品川-名古屋間の27年開業断念を明らかにした際、同社は「静岡の工事の遅れ」を理由とした。山梨、長野の工期の遅れは「地元との協議などに時間を要した」ためとし、静岡の遅れの範囲に収まることからあくまで「開業
リニア中央新幹線の静岡工区着工を認めていない静岡県の川勝平太知事の辞意表明を受け、工事進展への期待感が広がっている。しかし大井川の流量減少や南アルプスの生態系への影響など、県が懸念する課題は残されたまま。そもそも工事は沿線各地で予定通りに進んでおらず、静岡だけのせいにするのはお門違いだ。知事が言うように「立ち止まって考えざるを得ない」のではないか。(岸本拓也、宮畑譲)
自民党が派閥の政治資金パーティー裏金事件の実態解明に背を向ける中、連立を組む公明党が自民に追従する場面が目立っている。事件の捜査が本格化した昨年12月には「同じ穴のむじなに見られたくない」(山口那津男代表)と言っていたのに、衆院政治倫理審査会の再開催や安倍派幹部らの証人喚問は自民と一緒に拒否。政府・自民が求めた次期戦闘機の第三国輸出の解禁も短期間で容認に転じた。公明はなぜ、政権のブレーキ役を果たせなくなったのか。(大野暢子) 山口氏は26日の記者会見で、さらなる政倫審の開催に消極的な理由を問われた際に「説明の機会を強要するのは本来の趣旨ではない」と説明。国会での証人喚問についても、石井啓一幹事長が24日のNHK番組で「自民の判断を待ちたい」と友党への配慮を見せた。
1974〜75年に起きた連続企業爆破事件で、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されている桐島聡容疑者(70)を名乗る男が29日、入院先の神奈川県鎌倉市の病院で死亡した。捜査関係者への取材で分かった。末期の胃がんで、重篤な状態だった。
日本相撲協会は25日、大相撲初場所(来年1月14日初日・両国国技館)の番付を発表し、2場所連続で優勝を争った熱海富士(静岡県熱海市出身、伊勢ケ浜部屋)は自己最高位の西前頭筆頭に躍進した。同じ飛龍高校出身の兄弟子、翠富士(焼津市出身、同)は東前頭2枚目に就いた。2人とも初場所の成績次第では、県勢としては94年ぶりとなる三役昇進を狙える番付となった。
東京都議補選立川市選挙区(被選挙数2)は15日投開票され、地域政党・都民ファーストの会新人の伊藤大輔さん(48)と、立憲民主新人の鈴木烈さん(49)=共産、れいわ支持=が当選した。自民新人の元市議木原宏さん(47)は敗れた。当日有権者数は15万4306人。投票率は27.39%だった。 伊藤さんのもとには、都民ファーストの会特別顧問の小池百合子東京都知事が何度も応援に入り、選挙戦を有利に展開。鈴木さんは野党各党の支持を得て、得票を伸ばした。木原さんは元市議会議長の経験などを訴えたが届かず、自民は立川市長選に続いて連敗となった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く