日本ハム・大谷翔平投手(20)が10日のソフトバンク戦(ヤフオク)に先発し、6回9安打5失点で、3敗目(9勝)を喫した。チームは4―6で敗れた。大谷は同カード、7回9安打2失点で2敗目を喫した3日に続く連敗となり、後半戦は3戦未勝利と、他球団の“大谷包囲網”が着々と進んでいる様子。実際、この日の大谷のピッチングには、ある傾向が浮上していた。 チームの7連敗となった今季3敗目に、大谷は「全てが良くなかった。真っすぐも変化球も制球できず、打者有利なカウントを与えてしまった。四球も多かったですし、最後までリズムを作ることができませんでした」とガックリ。連敗ストッパー役に期待を寄せていた栗山監督は「久しぶりにバランスを崩していた。いろいろな理由があるんだけど、それはこれからの糧にしてくれればいい」とまだ成長過程にある20歳右腕を責めることはしなかった。 これで大谷は2試合続いた対ソフトバンク戦で、