16日午前8時5分ごろ、JR神戸線の元町―神戸駅間(神戸市中央区)で、停車していた網干発野洲行き上り新快速電車(12両編成)の運転士が、車両の異常を発見した。ほぼ同時刻、JR西日本の大阪総合指令所は付近の架線が切れ、停電が発生していることを把握。この電車を含めた計3本が元町―神戸駅間と須磨―塩屋駅間で停車し、乗客計約5100人が近くの駅まで線路を歩いて向かうなど、週明けの通勤客らが大きな影響を受けた。 芦屋―姫路駅間の全線で一時、運転を見合わせていたが、午後0時15分に再開した。神戸市消防局によると、立ち往生した電車に乗っていた20~60代の男女7人が「気分が悪い」などとして救急搬送されたという。 JR元町駅では午前10時前、約400メートル手前で立ち往生した新快速電車を降りて、線路を歩いてきた乗客らでごった返した。 神戸市西区の会社員男性(34… この記事は有料会員記事です。有料会員にな