ここ数年、日本の農家の数が著しく減少している。農林水産省によると、2010年に260.6万人いた就農者は、2016年には192.2万人まで減っており、わずか6年間で約70万人が何らかの理由で農業から離れている。また、就農者の平均年齢は66.8歳で、このまま若手の新規就農者が増えなければ、さらに高齢化することが予想される。 とはいえ、農業の知識を一切持たない人が突然農家になるのは容易ではない。一般的に新規就農者が農業を始める際には、2年近い農業研修を受け、野菜を育てるための農地を見つけ、高価な菜園ハウスを用意しなければいけないからだ。また、農業を始めることができたとしても、農作物がうまく育たなかったり、販路が見つからなかったりするリスクもある。 農地や販路の課題を「垂直統合」で解決 こうした課題を“垂直統合”で解決し、農業未経験者でも高品質な野菜を作れるようにするサービスが、seakが201
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