私が教師を辞める大きな理由が、給料が上がらないことだ。 ある年の給料が約259000円。 翌年の時の給料は約268000円。 1年で、9000円弱しか増えていない。 9000円の昇給というのは、平の教諭としては平均的な額だ。 しかし当時の私は校内でも大きな仕事を任され、 学校のために身を粉にして働いた。 それでも平均的な昇給額だったということは、 それが評価されていなかったということだ。 自治体の教師の査定項目を調べてみると、 役職がある教師が圧倒的に有利になっていることがわかる。 役職のついていない、若手の自分はいくら頑張っても 評価されない仕組みになっていたのだ。 何とも馬鹿らしい。 とはいえ役職がついたとしても、 昇給額は今とさほど変わらない。 10年働いて月給はおよそ30万円。 15年でおよそ35万円。 管理職になると、少し変わってくる。 20年働き副校長になると、およそ55万円。
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