試合後、「すごく時間が長く感じた。でも、僕たちの夜になる、という感覚があった」と語ったランパード(左)。一方、メッシは、後半4分にはPKをクロスバーに当て、同38分にはシュートをポストに阻まれるなど決定機を生かすことができず、2連覇の夢を果たすことはできなかった。 第1レグと同様、極端に引いた布陣で挑んでくるはずのチェルシーから、バルサは何点を奪えるのか――。 試合前日会見でグアルディオラも「第1レグもチャンスは多かった。今回はそれを決めること」と語ったように、この試合の焦点はそこにあった。 グアルディオラは第1レグより前がかりとなる3-3-4を採用。ダニ・アウベスをベンチに置き、前線にはクエンカ、メッシ、アレクシス、イニエスタを並べる、より攻撃的な布陣で挑む。 一方のチェルシーは第1レグと同じ11人。4バックの数メートル前にマタ、ランパード、ミケル、メイレレス、ラミレスが並び、最前線には