こんにちは、磯崎哲也です。1年前にこんな日が来ると予想した人はほとんどいなかったと思いますが、最近、日本のベンチャー、特に創業したばかりの「スタートアップ」が、「活気が出て来た」という段階を越えて、ちょっとバブり始めた感じがします。 「バブル」は、通常はモノの価格が実態以上に釣り上がることを指しますが、今回の「プチ・バブル」は、まだ、ベンチャーに関心を持つ人や起業する人の数の増加が中心かと思います。 ソーシャルゲームなどでイケてるエンジニアが不足して、支度金や移籍料を含めた実質的な人件費が釣り上がるといった状況も一部には発生していますが、スタートアップが調達する資金は、ネットバブルの頃のように、億円単位、10億円単位がゴロゴロかというとそうではなく、数百万円から1000万~2000万円までの投資が増えているのではないかと思います。 これは、日本経済にお金がないからショボい金額になっていると