最終回 Rails + jQuery でAjaxを使ってみよう 連載最終回は、RailsとjQueryを使って、Ajaxを利用したブラウザとサーバー間のデータ受け渡しについて触れたいと思います。巷では、数年前からAjaxが当たり前の技術として広まっており、読者の皆さんがAjaxに触れる機会はとても多いことでしょう。Rails3.0.xまでは、PrototypeというJavaScriptライブラリが標準でインストールされています。しかし今回は、Prototypeではなく、jQueryを利用してAjaxを実現させます。なお、Rails3.1からは、jQueryが標準となりました。 新規プロジェクトの作成 まずは、今回の記事を進めるにあたり、新しくRailsのプロジェクトを作成しましょう。プロジェクト名は「lesson05」にします。プロジェクトの作成方法については、連載第1回をご参照ください(