プラモデルメーカーの朝宮模型(本社・静岡市)は16日、東京スカイツリー開業を記念した1分の1スケールのスカイツリープラモデルのインターネット予約を開始した。発売は開業日と同じ5月22日で、完成すれば実際と同じ大きさのスカイツリーを自宅で手軽に楽しむことができる。価格は1本46億円(税込み)。 2月29日に竣工した東京スカイツリー(東京都墨田区)は、高さ634メートルで、電波塔としては世界最高。東京の新たな観光名所として、5月の開業に向けタワー周辺の開発も進んでいる。 朝宮模型ではスカイツリーの着工当初から、実物の建設に当たった太林組(本社・東京都港区)と共同でプラモデル化の計画を進めており、今回実物の完成とほぼ同じタイミングでのプラモ発売にこぎつけた。組み立てれば実物と同じ634メートルのタワーが完成するが、あくまでもプラモデルであるため、強度設計上、展望スペースに入ることはできない。また