初の全編CGの長編アニメーション映画としてアカデミー賞3部門にノミネートされた映画『トイ・ストーリー』(1995)、映画史上初となる全工程にデジタル技術を用いた『トイ・ストーリー2』(1999)。新作を発表するたびに斬新な技術や映像で観る人を魅了し続けている映画『トイ・ストーリー』シリーズ。その11年振りの新作であり、このシリーズの集大成となる映画『トイ・ストーリー3』が2010年7月10日より、全国公開される。この作品に脚本家として参加し、映画『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)ではアカデミー賞も受賞している脚本家マイケル・アーント氏に話を訊いた。 マイケル・アーント 映画『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)でアカデミー脚本賞を獲得。映画『トイ・ストーリー3』が初のピクサー作品参加となる ――この作品は、本作の映画監督であるリー・アンクリッチや製作総指揮のダーラ・K・アンダー