2020年12月に公開されたNetflixオリジナル作品『今際の国のアリス シーズン1』にひき続き、続編である2022年12月に公開された『今際の国のアリス シーズン2』でもデジタル・フロンティア(以下、DF)はVFXのメインベンダーとして参加している。本作は、麻生羽呂氏の同名漫画を原作にしたスリラー作品で、ある日突然何者かが主催する"げぇむ"に参加させられた主人公アリスと仲間たちが、元の世界に戻る希望を求めて、生死をかけた”げぇむ“に挑む物語だ。前作は比較的現在の街並の中でのドラマシーンが多かったが、シーズン2では急激に荒廃し緑化した都市で物語が進行していく。そのためセットエクステンション(背景合成)の作業も多く、前作の約3倍の数のVFXショットが必要となったという。この大量のセットエクステンションの作業を期間内に実現するため、これまでMayaなどの3DCGツールでレンダリングした素材を
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