セイコーアストロンは、全世界39のすべてのタイムゾーンに対応しており、ユーザーが時差やタイムゾーンを知らないときでも、ボタン操作ひとつで、いつでも正確な時間を知ることができる。 セイコーエプソンが開発した小型、高精度、低消費電力の小型GPSモジュールを採用。このGPSに、衛星からの微弱なシグナルを受信する小型アンテナなどを組み合わせることで、4基以上のGPS衛星からの電波を受信し、緯度、経度、高度情報を特定し、ユーザーの現在地を測位。地球全体を約100万個に分割したブロックの中から、自動的に現在地のブロックを特定し、正確な位置情報に基づく時差修正を行なう。 高度2万メートル上空を旋回する24個のGPS衛星には、10万年に1秒という高精度の原子時計が搭載されており、この時刻情報を使用する。 通常の電波時計とは異なり、電波塔による標準電波が届かない地域でも、衛星の電波による時刻修正が行なえる。
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