三十槌の氷柱(みそつちのつらら) 自然は時に思いがけないアートを生み出すことがある。埼玉県の山奥に冬限定の天然アートの展示場と呼べる場所がある。荒川の源流に近い岩場に出現する三十槌の氷柱だ。 川辺にある岩の表面を滴り落ちる水が凍り、無数の巨大な氷柱となったもので、天然の氷のオブジェといった感じだ。 見頃を迎えるのは、1年で最も寒さの厳しい1月中旬から2月中旬頃にかけて。巨大な氷柱は、夜になるとライトアップされ、あやしい光を放つ。ライトアップにより、昼と夜で全く違った風景を楽しむことができる。 三十槌の氷柱。幅30mにわたって天然の氷柱が並ぶ。高さは10mにおよぶ。 まさに天然の芸術。 こちらは天然氷柱の上流の崖に水を流して造られた人工の氷柱。幅55m、高さ25mと、より大きなスケール。 昼間の氷柱を見た後、ライトアップの時間までしばらくここで待機。 カフェウッドルーフで秩父のB級グルメ「み