副詞、接続詞以外にも常用漢字表にない字種・音訓が使われている場合がよくあります。また、「出来(でき)る」とか「-の様(よう)に」などの語は、常用漢字表の漢字あるいは音訓であってもそれを使う由来・意味は現在さほど考慮されていません。このように習慣だけで漢字書きにしている語はひらがな書きが一般的です。
副詞、接続詞以外にも常用漢字表にない字種・音訓が使われている場合がよくあります。また、「出来(でき)る」とか「-の様(よう)に」などの語は、常用漢字表の漢字あるいは音訓であってもそれを使う由来・意味は現在さほど考慮されていません。このように習慣だけで漢字書きにしている語はひらがな書きが一般的です。
教科書では、カギかっこ(「 」)の中でも文の終わりに当たるところには句点(。)を打っているのに、新聞では閉じかっこの直前に句点を付けていないのはなぜか、というお尋ねをいただいたことがあります。 「小学国語2下」(教育出版)の「ないた赤おに」より このご指摘はその通りで、行政の公用文や教科書などはカギかっこの中でも文の終止に句点を打つのが標準とされています。これは、1946年3月に当時の文部省教科書局調査課国語調査室で作成した「くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)」という文書にのっとったものです。表題に「(案)」とありますように、この文書は内閣告示のような正式文書になりませんでした。しかし、句読点に関する公式機関の文書がこれ以外にほぼなかったため、「(案)」のままでいろいろな資料に収録されていて、現在もこれに準拠していることが多いのです。 さて、このような文書があるにもかかわらず、新聞が閉じか
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