ニューヨーク(CNNMoney) 米国の富豪数十人で構成する一団が16日、米国議会を訪れ、富裕層に対する増税を財政赤字削減策に盛り込むよう要請した。 同グループは著名エコノミストのヌリエル・ルービニ氏、テレビドラマ「ソプラノズ」で知られる女優イーディ・ファルコ氏といった著名人のほか、米グーグルの社員や元社員らで構成。 ブッシュ前大統領の時代に成立した富裕層に対する減税措置の打ち切りを求めており、財政削減策について協議している超党派の特別委員会に対し、富裕層への増税を伴わない措置は一切退けるよう訴えた。同委員会は10年間で1兆2000億ドル(約92兆円)の赤字削減を目指しており、この委員会で23日までに合意が成立しなければ、自動的に同額の歳出が削減されることになる。 コロンビア大学ビジネススクールで教鞭(きょうべん)をとるエリック・シェーンバーグ氏は「特別委員会の法案に我々の増税が盛り込まれ